大分市(大分県)のタクシードライバー求人

【大分市のタクシー会社数】
一般社団法人大分県タクシー協会によると大分市内に営業所を構えるタクシー事業者は23社あり、これらタクシー事業者以外にも個人タクシーが運行しており、総車両台数は2019年時点で法人個人合わせて784台となっています。

【大分市の主なタクシー会社の特徴】
・大分第一交通株式会社
全国34都道府県に事業展開している第一交通グループの一員で、ママサポートタクシーや子どもサポートタクシー、海外・国内配車アプリとの連携など多彩な営業メニューを取り揃えています。地域に喜ばれるタクシーを目指し、タクシー業界のリーディングカンパニーとしてふさわしいサービスと安全運転の提供出来る乗務員の育成を目指して日々営業しています。
・大分タクシー株式会社
昭和29年創業の大分タクシー株式会社は、60年以上の歴史を誇るタクシー会社です。大分市内に2か所の営業所を構え、通常のタクシーサービスに加え観光タクシーにも力を入れており、大分市の歴史散策や大分市内を観光するコース、グルメを巡るコースなどのプランを用意しています。

【大分市のタクシー利用が多い観光スポット】
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」/あまべの郷関あじ関さば館/高崎山自然動物園/レンブラントホテル大分/大分県立美術館/関埼灯台/大分城址公園府内城跡/大分銀行赤レンガ館/大友宗麟公像/田ノ浦ビーチ/関崎海星館/西寒多神社/大分県護国神社/南大分スポーツパーク/大分市美術館/法心寺/天然温泉天の川

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」は、高崎山と別府湾にはさまれた場所にある水族館で、イルカやセイウチのパフォーマンスや動物たちの不思議な生態にふれることのできる実験ホール、海の中を漂っているような気分に浸れるマーメイドホールなどの展示を見ることができます。メイン水槽である大回遊水槽には90種類、1500尾の魚たちが泳ぎ、動物と仲良くなれる水族館をコンセプトに人と海の動物たちが身近にふれあうことができる水族館です。大分県立美術館は大分市寿町にある公立の美術館で、建物は世界的に活躍する建築家の坂茂氏が設計しました。シーズンごとに様々なイベントや展示があり多くの人が訪れます。このほか、関あじ・関さばをはじめとする豊かな食、温泉、大友氏関連史跡などの歴史遺産、文化施設や著名な建築家による建築物などさまざまな地域資源に恵まれています。

【大分市のタクシー利用が多い駅名】
大分駅/賀来駅/古国府駅/大在駅/高城駅/西大分駅/滝尾駅/牧駅/南大分駅/大分大学前駅

大分市内はJR日豊本線・豊肥本線・久大本線の3路線が走り、17の駅があります。すべての路線がJR大分駅にて結節しており、大分駅が大分県内で一番利用者の多い駅となっています。大分駅周辺には公共施設や商業施設、ホテルや公園などがあり観光地へのアクセスも容易となっているため県内外から多くの人が訪れています。

大分市におけるタクシー利用者数は、5年間で約4割以上減少しており、全国や九州地方の平均と比較するとほぼ同程度の落ち込みとなっています。総走行距離に対して利用者を乗車して走る距離の割合である実車率は、2019年度までは概ね横ばいでしたが2020年度は減少しています。また、利用者を乗車して走る距離である実車走行キロは、5年間で減少傾向にあり2020年度は新型コロナウィルス感染症の影響もあり大幅に減少しています。利用者が減少し且つ実車距離が短くなったため営業収入も減少しており、大分市のタクシー事業者は非常に厳しい状況にあります。そのような中で大分市を走るタクシードライバーの多くは、駅や公共施設のタクシー待機場所での待機営業と無線配車、流し営業を組み合わせて営業活動をしています。大分市のタクシーは地域住民の買い物・通院、観光客の観光など多様な目的でタクシーが利用されており、鉄道やバスを補完する役割としてさまざまな利用者のニーズに対応しています。

大分市のタクシー会社で働くのであれば、大分市周辺地域の求人情報を複数比較しながら次のようなことについて確認すると良いでしょう。

【給与体系】
タクシー運転手の給与体系には2種類の歩合制があります。完全に歩合で給料が決まるタイプと基本給に歩合給が上乗せされるタイプです。安定して収入を得ることを考えると基本給に歩合給が上乗せされる会社が好ましいですが、大きく稼ぎたい場合は完全に歩合で給料が決まる会社を選ぶことをおすすめします。また、基本給を採用している場合でも、基本給と歩合給のどちらに比重が置かれているかは会社によって異なる点にも注意が必要です。最低限の収入を確保しつつ実力で大きな稼ぎを狙いたい場合は、歩合給の割合が大きい会社を選ぶようにしましょう。

【福利厚生】
働きやすさ優先でタクシー会社を選ぶならば、福利厚生に着目して選ぶのもおすすめです。安心して働きたい場合は事故保証があるかどうかを確認しましょう。修理代金や保険料が従業員持ちという会社は可能な限り避けるべきです。また、大分市外から大分市内のタクシー会社に就職する場合、住宅関連の福利厚生にも注目して選ぶと良いでしょう。社宅に住むことができるか、社宅がない場合は家賃補助制度があるかなどを確認することをおすすめします。

【勤務体系】
タクシー運転手の勤務体系は、通常の会社員と同様に昼間だけ働く日勤、夜間だけ働く夜勤、日勤と夜勤を組み合わせて2日分一気に働く代わりに翌日が休みになる隔日勤務の3種類があります。これらの勤務体系を、自分の生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。家族との時間を過ごしたい場合は昼勤、大きく稼ぎたい場合は夜勤、プライベートの時間を多く取りたい場合は隔日勤務がそれぞれおすすめです。

大分市は大分県のほぼ中央である扇状県域の要に位置し、南は臼杵市・豊後大野市、西は別府市・由布市・竹田市に接しています。地勢は、北は別府湾、東は豊後水道に面しており、西から南にかけては、高崎山・鎧ヶ岳・九六位山・樅木山などの山々が連なり、これらを縫うように二大河川である大野川・大分川が南北に貫流しながら別府湾に注いでいます。交通面では、JR日豊本線・久大本線・豊肥本線の鉄道3路線に加え大分自動車道・東九州自動車道の高速道路が整備され、九州各都市へと繋がっています。また、フェリーなどの関西・四国方面への海上交通も充実しています。産業面では、北部沿岸に鉄と石油を基幹とする企業群が一大工業地帯を構成し、東端の銅精錬業、内陸部のIC産業や乳製品製造業の各企業とともに大分市産業経済のけん引役を果たしています。さらに、第一次産業は関あじ・関さばに代表される水産業、米や施設野菜を中心とした都市近郊型農業、豊後牛を中心とする畜産業など多彩でそれぞれ着実な業績を上げています。海の青と山の緑に囲まれた大分市は、食・観光・文化の魅力満載の町として発展し、大友時代以来の歴史を誇る本場鶴崎踊り大会や大分市民の夏には欠かせない七夕まつりなど祭りやイベントも多種多様に行われている市です。