高知県のタクシードライバー求人

2019年3月時点における高知県の法人タクシーの会社数と車両数はそれぞれ118社、1,101台です。一方、個人タクシーの車両数は150台となっており、車両数では法人タクシーを上回っています。また高知県では県庁所在地である高知市にタクシー会社が集中している傾向があります。尚、高知県で有名なタクシー会社としては「土佐ハイヤー」や「さくらハイヤー」、「高地よさこいタクシー」などが挙げられます。

【桂浜】
桂浜は広い太平洋に面している事もあり、遠い地平線まで望める県内を代表する観光スポットです。高知県民はもちろん、全国的にも有名な幕末の志士である坂本龍馬の像がある場所としても知られています。約2ヶ月ほど、展望台が設置されている期間があり、その時には坂本龍馬と同じ目線で太平洋を眺められるという体験もできます。和服にブーツを履いている坂本龍馬の姿は迫力があり、絶好の写真スポットです。また桂浜は月の名所としても有名であり、近くには坂本龍馬記念館や水族館もあるため、県内外から多くの観光客が訪れています。一方、最寄駅から車で約30分程かかる事から駅からタクシーを利用して桂浜まで移動する観光客も多いです。

【高知城】
高知城は約400年以上前に創建されたお城で、日本100名城にも選ばれている県内有数の観光スポットです。天守閣や本丸御殿など重要文化財に指定されている建造物が数多く残っているのが魅力といえます。また天守閣からは高知城の三の丸などを上から見下ろせるほか、高知市の街並みも一望する事が可能です。さらに春になると桜や梅、桃といった花が咲き、訪れた観光客を楽しませています。一年を通じて観光客が訪れており、特に桜が咲く時期にはより多くの観光客が集まってくるため、電車の混雑を避けようとタクシーを利用して高知城まで移動する人も少なくありません。

【北川村「モネの庭」マルモッタン】
北川村「モネの庭」マルモッタンは、「光の画家」と呼ばれていた絵画の巨匠モネが愛していたフランスの庭園を再現したスポットです。日本にいる事を忘れてしまうような美しい風景が広がっており、モネの絵の世界に浸る事ができます。バラやラベンダーなど庭園には多くの季節の花が咲いており、訪れた人を魅了しています。またカフェもあり、地元の食材を使用した本格的なフランス料理が堪能できるなど様々な楽しみ方ができる場所です。ただ、公共交通機関を利用して北川村「モネの庭」マルモッタンに行くには電車とバスを乗り継いで、バスの停留場からさらに10分程度歩く必要があります。そのため、最寄駅からの移動手段としてタクシーを利用する人も多いです。

【交通網が発達していない分、タクシーの需要は高くなっている】
高知県は自然に恵まれた観光スポットも多い地域といえます。一方、関東圏や関西圏などと比べると鉄道やバスの本数は少なく、交通インフラが十分に整備されているとはいえない地域も少なくありません。そのため、移動手段の一つとしてタクシーを利用する人も一定数おり、タクシー業界から見ると安定して高い需要が期待できるでしょう。

【売上アップが期待できる大きなイベントがある】
高知県では一年を通じて様々なイベントが開催されていますが、その中でも特に有名なイベントといえるのが、高知のよさこい祭りです。毎年8月に開催され、数万人規模の踊り子が参加する県内最大のイベントです。そのため、本場のよさこいを見たいという事で全国各地から多くの人が訪れており、その数は100万人以上にもなります。タクシー業界にとってはこのような大規模なイベントがあるのはメリットであり、大きな売り上げアップに繋がる可能性があります。

【おもてなしタクシーに認定されると収入アップの可能性が高まる】
高知県には、おもてなしタクシーという乗客に対して「おもてなしの心」で接客をするタクシーがあります。所定の講座を受けた上で試験に合格すると認定してもらえます。観光だけでなく、買い物や通院などにも利用されているため、おもてなしタクシーの認定を得る事ができれば仕事の幅も広がり、さらなる収入アップも期待できるでしょう。参考までに、高知県のタクシードライバー（運転手）の平均月間給与は277,500円、賞与を含めた平均年収は3,330,000円となっています。
※ (一社)全国ハイヤー・タクシー連合会の調査による

【高知県の地形】
高知県は四国地方の南部に位置している人口約68万人の地域です。南側には太平洋が面している一方、北側には四国山地がそびえており、海と山に囲まれた自然豊かな地域でもあります。最後の清流ともいわれている四万十川をはじめ、仁淀川や吉野川など河川が多いのもこの地域の特徴です。また弓のような地形となっているのも特徴的であり、四国四県の中では最も広い面積を誇っています。

【高知県の交通情報】
高知県内には土讃線や予土線のJR路線が通っている他、土佐くろしお鉄道の中村線や宿毛線などもあります。また高知市内を中心に桟橋線や伊野線といった路面電車も運航されています。道路では11号や32号、55号などの国道がある他、高速道路の高知自動車道が県内にある宿毛和田ICから利用できるようになっています。一方、高知県には高知龍馬空港という愛称がある高知空港があり、東京や大阪、福岡などへ向かう便が就航しています。

高知県は四国四県で最も人口が少なく、全国的に見ても3番目に少ない地域です。一方、室戸岬や足摺岬、龍河洞などの自然景勝地や高知城や古社寺といった需要文化財級の名所もあり、魅力的な観光スポットが多い地域でもあります。高知県は江戸時代までは土佐と呼ばれており、奈良・平安時代には政治や文化の中心地として、大きく繁栄していました。また幕末に活躍した坂本龍馬をはじめ、板垣退助や岩崎弥太郎など高知県からは有名な偉人が多く輩出されています。

さらに高知県はアンパンマンの生みの親である、やなせたかしなど多くの漫画家を輩出している事から、高知県では高校生を対象に全国規模の漫画選手権大会である「まんが甲子園」と呼ばれるイベントが毎年8月に開催されています。一方、高知県の県民性に関しては豪快さがあり、強情で頑固な人が多い傾向にありますが、物事に対しては妥協せずに最後までやり抜くという人も少なくないようです。また高知県は地酒の名所としても知られている事から、部類の酒好きという人も多いといえます。