小田原市(神奈川県)のタクシードライバー求人

一般社団法人神奈川県タクシー協会によると、平成28年3月31日現在、神奈川県全体の総車両台数は12,558両（内訳：法人10,072両、個人2,486両）。小田原市を含む小田原交通圏では、517両（法人16事業者）となっています。その中から、小田原市の法人タクシー会社8社をご紹介します（創立・設立年順）。
【小田原報徳自動車株式会社】
設立は1940年、従業員数103名、総車輌台数72台（セダン・ワンボックス・ユニバーサルデザインタクシー・ハイブリッドタクシー・ビジネス冠婚葬祭仕様タクシー・ジャンボ）の会社です。高齢者や障害者の方への支援・子育て支援タクシー・陣痛タクシー・観光タクシーなどのサービスを行っており、24時間対応しています。

【ケイエム大箱根自動車株式会社】
設立は1940年、従業員数53名、総車輌台数29台（セダン）の会社です。観光タクシーなどのサービスを行っています。

【太陽自動車株式会社】
設立は1949年、従業員数49名、総車両台数42台（セダン・ワンボックス・福祉タクシー・ビジネス冠婚葬祭仕様タクシー・ジャンボ・福祉介護仕様タクシー）の会社です。高齢者や障害者の方への支援・子育て支援タクシー・陣痛タクシー・観光タクシーなどのサービスを行っており、24時間対応しています。

【富士箱根交通株式会社】
設立は1949年12月、従業員数20名、総車輌台数18台（セダン・ワンボックス・ユニバーサルデザインタクシー・電気自動車（EV）タクシー）の会社です。観光タクシーなどのサービスを行っています。

【日本交通横浜株式会社小田原営業所】
営業開始は1950年5月、従業員数100名、総車両台数48台（普通車・大型車・特定大型車）の会社です。タクシー配車アプリ「GO」を利用し、乗車場所近くを運行中の車両を簡単操作で呼ぶことでき、24時間対応しています。

【箱根観光自動車株式会社】
創業は1951年2月20日、従業員数50名、総車輌台数27台（セダン・ユニバーサルデザインタクシー）の会社です。高齢者や障害者の方への支援・観光タクシーなどのサービスを行っています。

【箱根登山ハイヤー株式会社】
設立は1967年4月1日、従業員数136名、総車輌台数66台（セダン・ワンボックス・ハイブリッドタクシー）の会社です。観光タクシーなどのサービスを行っており、24時間対応しています。

【株式会社エイチ・エス・エー】
創業は1999年7月、従業員数272名、総車輌台数8台（介護タクシー等）の社会です。介護、障害、医療の分野におけるトータルサービスを提供しており、タクシー業務では高齢者や障害者の方への支援サービスを行っています。

小田原市の観光スポットや、タクシー利用の多いエリアをご紹介します。

【観光スポット】
歴史に親しむなら、小田原城址公園、石垣山一夜城歴史公園、報徳二宮神社、小峯御鐘ノ台大堀切西堀、佐奈田霊社・石橋山古戦場、飯泉観音(飯泉山勝福寺)、松永記念館、なりわい交流館、北条早雲公像、北条氏政・氏照の墓所、幸田門跡、尊徳記念館・二宮尊徳生家、西海子小路、箱根口ガレージ。自然や博物館などで楽しむなら、小田原フラワーガーデン、辻村植物公園、わんぱくらんど、御幸の浜、神奈川県立生命の星 地球博物館、外郎(ういろう)博物館、小田原文学館。食を堪能するなら、漁港の駅TOTOCO小田原、小田原漁港（早川漁港）、かまぼこ通り、鈴廣かまぼこの里、HaRuNe小田原（ハルネおだわら）など、多くの観光スポットがあります。

【タクシー利用の多いエリア】
タクシー利用が多いのは、なんと言っても鉄道の駅です。小田原市には、東海道線、東海道新幹線、御殿場線、小田急線、箱根登山線、大雄山線の6路線が乗り入れており、駅数は計18。この中でも特に乗降客数が多いのは、5つの鉄道路線が乗り入れる小田原駅。リクルートによる「駅の統計データランキング 2022」の「1日の利用者数が多い神奈川県の駅ランキング」では、19位に入っています。また、通勤時間帯には、鴨宮駅や国府津駅も乗降が多く見込まれます。

小田原市のタクシー営業エリアは、神奈川県内の名勝地や全国レベルの観光地を有する「小田原交通圏」。神奈川県タクシー協会によると、小田原交通圏のタクシー利用者は観光客の比率が高く、小田原市内の観光スポットのほか、日本有数の観光名所である箱根を中心に、隣県の静岡県へ送迎を行う場合もあります。また、地域住民の方は、特に高齢者から買い物・通院・墓参り・区役所など、日常の足代わりとして多く利用されています。固定客中心の電話注文による営業が主であるため、月々の営業収入が安定しており、都内のように運転しながら仕事を探す「流し営業」はほとんどありません。

2016年の神奈川県タクシー協会労務委員会の賃金調査によると、タクシードライバーの平均月収は、隔日勤務29.2万円昼日勤勤務25.4万円夜日勤勤務32万円となっています。ただし、会社や条件により大きく変わるため、募集の有無も含め詳細については、各社にお問合せください。

自分の条件に合う会社を選ぶため、最低限次のことは事前に確認し、募集のある複数社で比較検討しましょう。

【勤務形態・待遇】
シフト形態・出勤時間・日数が希望する生活スタイルに合うか、また、社会保険や休暇制度は何があるのか、研修制度はきちんとしているか、資格取得支援制度はあるか。

【給与】
諸手当・ボーナス・昇給条件・ノルマの有無や歩合率はどうか、また、ノルマ達成が歩合給の条件なのかどうか。

【社宅や寮の有無・通勤手段】
自宅が遠距離の場合は社宅や寮の有無、電車通勤の場合は通勤経路、また、自宅から車通勤やバイク通勤をする場合はマイカー通勤が可能かどうかと駐車場所はどこか。

【会社設備・車両設備】
勤務先に自分のロッカーや休憩室などがあるか、タクシー車両に無線・ナビ・IC決済機器・配車アプリなどの設備は整っているか。

【営業状況】
仕事が潤沢にあるかどうかの確認として、無線配車の1日の本数はどのくらいか、企業・公共施設・病院などとの法人契約はあるか。

小田原市は、神奈川県西地域の中心都市で、南は相模湾、南西部は箱根連山につながる山地、東部の丘陵は森林や果樹園、中央部の平野には田園地帯・工業地・住宅地が広がります。古くから城下町や東海道屈指の宿場町として商業や文化が栄え、明治期には人気のある別荘・保養地に。そして交通の発達とともに、首都圏から富士山・箱根・伊豆などの国際的観光地へ向かう際の、西の玄関口として発展してきました。黒潮の影響を受けた温暖な気候と適度な雨量が、梅やみかんをはじめとした多くの農産物を育み、また、古くからのさまざまな文化の交流でつちかわれた小田原の伝統工芸品は、全国的にも有名です。

交通の利便性が良く、新幹線やロマンスカーの発着駅でもある小田原駅からは、都心へのアクセスも容易。さらに、国道1号をはじめとする基幹道路に加え、東名高速道路、小田原厚木道路、西湘バイパスといった高速道路網も充実しており、東京・小田原間は約1時間で移動できます。家賃相場は都心や県内の中心地と比較して安めであり、市街地には商店街や大型商業施設もあり、自然も豊富。都会的な便利さと自然の心地よさを兼ね備えた小田原市は、住みやすい街としても注目されています。