採用担当インタビュー/東京・日本交通株式会社

当社は90年以上の歴史を持つ日本交通グループの一員です。日本交通初の西日本拠点として2014年に設立されました。日本交通といえば東京が主な拠点ですが、関西でも日本交通のタクシー品質を展開すべく進出してまいりました。

当社以外ですと、さくらタクシー株式会社、ナショナルタクシー株式会社が日本交通グループ関西です。従業員数は整備士と事務職を含めて1167名、車両は927台保有しています。

営業所を難波・梅田・高槻・神戸の４拠点に構えています。難波・梅田は大阪市域と呼ばれたエリアで営業しており、キタ～ミナミまでを網羅した繁華街ですので、ビジネスユーザーから観光でのご利用まで需要が高いエリアです。高槻は北摂エリア、神戸は神戸市域のエリアで営業をしており、大阪国際空港（伊丹空港）が近いことから、空港関係の方からご予約を多くいただいています。日本交通グループという安心感から、信頼を寄せていただいていると自負しております。

ほぼ毎日ご予約をいただいているのが「陣痛タクシー」です。旦那様がお仕事で身動きが取れない妊婦様などに利用されています。現在は配車エリアが限られていますが、事前に産院を登録することにより、お迎え後スムーズに病院までお届けできるため好評いただいております。

他にも、学校や塾とご自宅間を送迎する「キッズタクシー」や、ペット乗車可能の「ペットタクシー」、今はコロナ禍なので控えていますが、ご要望に沿った観光プランをご提案する「観光タクシー」などニーズに合わせてタクシーを使えるサービスを多数揃えています。ワンランク上のサービスとしては、企業役員様のご移動をサポートする「ハイヤーサービス」もあります。

はい、できます。人気のタクシーアプリ「GO」からのご予約が多いです。迎車料金をいただいていますが、関西でも上位の指名数だと思います。

当社はホスピタリティ精神を大切にしているので、当然ドライバーの対応が評価されての指名だと考えています。

ほかに指名の理由としてあげられるのが最近人気の車種「ジャパンタクシー」です。ワンボックスなので車内が広く、快適に過ごせると評判です。これも指名につながっていると思います。

2種免許取得の教習所や、タクシーセンターでの研修のほか、社内研修を5日間設けております。実施場所は当社本部（大阪市福島区）と同じフロアにある「OTEC（オーテック、大阪訓練教育センターの略）」です。ドライバーのサービス品質向上を目的に開設されました。全営業所のドライバーが利用できます。社内研修では、ドライバーに必要な接客技術やマナー指導、業務に必要な知識を学びます。

他にも「普通救命講習」や「UD（ユニバーサルドライバー）講習」、接客に活かせる「各ご当地検定勉強会」「秘書検定勉強会」などを随時行なっています。業務に関わる資格については、検定費用の一部を当社が負担し支援しております。

新人・ベテラン問わず実施しているのが品質チェックです。事故防止・安全意識の向上を目的に定期的に実施。運転技術を項目分けして細かくチェックし、フィードバックをしています。

関西進出の理由や「OTEC」の目標にもあるように、教育に注力しています。当社では最長１年間の保障給制度を導入していますが、期間終了後もちゃんと稼げるプログラムを用意しているからこそ、保障給制度を導入したというわけです。

一番人気な制度は、当社が全額負担する2種免許取得費用制度です（規定有）。また、2種免許取得のための教習所受講期間や社内研修期間中は日当を支給しているので「安心して過ごせる」という声が多いです。

引っ越し支援金制度も好評で、大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀以外の都道府県の方を対象に「引っ越し元が営業所から50km以上離れている方で、かつ引っ越し先が営業所から5km圏内」の条件を満たしている方には最大10万円を支給しています。転居に伴い、関西で就業しようとしている方には是非ご相談いただきたいです。

他にも出産祝金制度や慶弔（災害）見舞金制度、女性が働きやすいように生理休暇制度も導入しています。

マイカー車検修理割引制度です。自社工場で社員とご家族の自家用車を車検・修理できます。もちろんご家族も社員価格です。

基本的には実施していません。ドライバーという仕事柄、休日はゆっくり休んだり、趣味やご家族の時間を大切にしたりしてほしいので、気を遣って参加するようなイベントはあえて控えています。

会社として正式な部はありませんが、ドライバーたちの自主性に任せており、部活というよりはサークルに近い感じで、自転車サークルや草野球サークルがあるようです。

女性ドライバーは今後も採用していきたいと考えています。2022年新卒入社の女性ドライバーは3名おりましたし、中途採用でも多くの女性ドライバーが活躍しています。「陣痛タクシー」など、女性ならではのきめ細やかさが発揮されるサービスもあるので、女性ドライバーの採用にも力を入れています。そうなると、生理休暇や出産祝い金はあって当然の制度かと思います。

新卒入社でタクシー業界を志す人も増えています。2023年度の関西新卒入社は15名を予定します。中途を含めると、関西のグループ全体で毎年約280名を採用していますので、働きやすくなるようサポート体制を整えています。

他にも、車両にはドライブレコーダーを搭載しており、車内で起こり得るトラブル回避にもつながっています。キャッシュレス決済が進む中、電子マネー決済端末も搭載していますのでお客様に不便をかけることがありません。

雰囲気は営業所ごとに違いますが、どこも働きやすいと思います。梅田は新卒入社が多いのでフレッシュで明るい感じ、高槻は地元に密着した働き方で親しみやすく、難波や神戸はベテランが多いので落ち着いた雰囲気です。どの営業所も仲良くやっていますし、先ほども申し上げましたように教育制度や働きやすさを考慮したサポート体制を整えていますので、未経験でも全く心配はいりません。「頑張ろう！」という意欲があれば活躍できますので、前向きな気持ちで入社してきてほしいですね。